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書籍「ナレッジワーカーの生産性」紹介

 

knowledgebook.png以下書籍のまえがきより抜粋紹介

 

この本は、創造的なアイデアを出すという個人の能力に焦点を当てたものではない。ナレッジワーカーは知識労働者であり、自己の成長を組織の成長を通じて成し遂げていくプロフェッショナリティを対象としたものである。よってナレッジワーカーの組織生産性といった方が適切であるが、個人と組織の成長は同時達成関係にあるので、プロフェッショナリティとして個人の成長を考える人にも参考になるものと思う。

ナレッジワーカーの価値はその頭の中にあるので他者からは見えない。何を考えているのか、同じ情報をみていても考えている視点が異なればアウトプットは異なってくる。見えないものはマネジメント困難である。よって、視覚化するために業務の実績を記録したり時間を測定したりするが、ナレッジワーカーの特性を理解せずにそうしたマネジメントを行うことは逆効果にもなりかねない。

ナレッジワーカーの組織にとって重要なことは、何かユニークなアイデアや戦略を立案することではなく、立案した戦略を組織メンバー全員が理解、納得し共有することである。どうせできないからできる範囲でやろう、まあそういう戦略も一つだがね、と頭の中で思った瞬間実現しない。それなりの行動しか起こさないからである。

よって、戦略的な業務、何をやるのかといった企画的業務の場合、組織として目的をどの程度共有し、共感しているのかを測定する必要がある。仮に立てた戦略や企画の内容に不満があり且つ代替案があるのであれば、ディスカッションすることである。代替案がなくても提示された戦略や企画の目的が自分にとってあまり理解できないものであるならば納得するまで聞くなりすべきである。単に不備を突くとか、いちゃもんをつけたいのであれば去ればよい。プロフェッショナリティを持たない者がナレッジワーカーの組織にいる必要はない。

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