Ⅰ;企業の持続的競争優位性(SCA)とケイパビィリィティ
持続的競争優位性(SCA;Sustainable Competitive Advantage)
1980年代、企業戦略の第1人者と言えばマイケル・ポーター教授が挙げられる。この時期、市場は勢いを増しながら成長していた時代であり、だからこそ、企業の競争戦略は企業内部ではなく外部に目が向けられていた。
そこで提唱されたノウハウが「5 forces(ファイブ フォース)」である。
しかし、1990年代以降、企業の競争戦略は企業外部ではなく内部に目が向けられるようになった。特に、バーバー・ワーナーフェルドによる企業内資源を中心に多角化する戦略は、資源ベース理論(Resourced - Based View)と呼ばれ注目が集まっている。
ジェイ・B・バーニーによると、企業の競争戦略要因は、企業の外部要因ではなく、企業の内部資源、ここでは主にケイパビィリィティ(能力)によると提唱されている。
つまり、企業の持続的競争優位性を左右する要因は社外ではない社内に存在し、このケイパビィリィティの革新的な成長こそが企業の競争優位性を生み出す、と考えられている。
ケイパビィリィティの向上
ケイパビィリィティが他社と比較して、
- 価値があり(Value)、さらに、
- 希少性が高く(Rarity)、それだけでなく、
- 模倣が困難(Inimitability)で、
- 組織が組織財産としてその資源を有効活用できる(Organization)
のであるならば、その会社は生き残れるだけでなく、持続的に成長する可能性を持っている、ということである。
Agenda
Ⅰ;企業の持続的競争優位性(SCA)とケイパビィリィティ
Ⅱ;ケイパビィリィティとT型業務®
Ⅲ;仕事の目的と本来・計画業務
Ⅳ;スケジュール管理ではなく成果管理
Ⅴ;成果管理のための週間業務計画表
Ⅵ;ランチェスターの法則に基づいたT型業務®の測定
Ⅶ;従業員満足度を極めて高めたT型業務®
Ⅷ;T型業務®は先行指標であって結果指標ではない